2015年8月12日水曜日

夏季休業のお知らせ。

Jr.です

夏季休業は8/13~16までです。

宜しくお願い致します。

2015年8月4日火曜日

社長の孤独を支えること。

jr.です

 酷暑ですね。関係先に行くと、工場にいる人たちはみんな汗だく。うちの工場の従業員も大量の汗をかいています。熱中症の危険が連日続きます。みなさまもお体ご自愛くださいね。

 長く生きるとその分いろんな出来事を経験して、自分の糧となって器ができていくものだと弊社社長からはよく言われます。社長の時代は、繁栄を突き進んでいく良き時代でありました。そして、困難な時代を過ごし、様々なことを経験した先達から、今では絶対に聞くことはできない格言や教えを受けてきた世代でもあります。ゆえにその言葉は重みがあり、光があります。時には時代錯誤と感じることもありますが、時代を超えて大事なことの方が多くあり、それらを常に教えてもらえる環境にあることを、私は幸せに思います。
 
 社長はこの業界に入って約55年間、脇目も振らず(時には振ったでしょうが(笑))鉄の業界に一身を投じてきています。良いことも悪いことも経験し、戦前の厳しい時代を乗り越えた先達たちに鍛えられて、確固たる地位を築いてきました。しかし、現状ではその貴重な経験も、すでに平成世代が社会に出る時代になって、なかなか有効に伝わることが難しい時代になっています。社長世代の人たちが、まだまだご健在であれば思いを伝えることができるのでしょうが、既に多くの方が業界を去り、引退され、数少なくなっています。
 
 最近、特に社長の周りでは、社長がよくお付き合いしていた方々、先達がお亡くなりになったり、引退したりということが多くなってきています。その度に、社長の背中が寂しく見えます。常に明るく元気で、周りの空気を緊張させたり緩和させたりと、その話術は今でも健在ですが、昔ほどの元気は感じないようになってきました。憂いと寂しさが、やはり人を老いに向かわせていくのかと思います。

 いろいろな方々に、後継問題をいろいろ言われたり聞かれたりします。その度に私はこう答えます。「社長が元気であるうちは、いつまでも社長を続けてもらいます」と。経営者は常に孤独であると言われます。孤独を支えてくれるのは、家族であり会社の従業員、友人知人、そして先達です。孤独であるがゆえに、周りのサポートが経営者を支えてくれるのです。社長がこの業界を引退したら、これは業界にとっても大きな損失になります。数少ない貴重な先達の教えを忠実に受け継いで次世代へ伝えてくれる人間なのです。だからどんなに社長がもう辞めたいと言おうが、体がまだまだ元気なうちは、引退しないでみんなを引っ張って欲しいと思っています。もちろん、私はそんな社長を支えながら、着実に経営者としての道を築いていく準備をします。まだまだ、社長から教わることがたくさんたくさんあります。私の器はまだろくろの上で形作られている最中で、焼きのところまでかかっていないと思っています。寂しさと憂いで老いに向かう社長の背中をバシバシと叩いて、もっとひと暴れしてもらうのが、今の私の役目です。