2015年7月3日金曜日

コミュニケーションをとる重要性。

jr.です

 さてさて暑い季節がやってきました。始まりは少し過ごしやすい感じですが、
本格的な夏のシーズンはこれから。工場環境もますます厳しくなる中、仕事
は相変わらず短納期に追われる日々です。
 
 近年、通信機器の目覚しい発展で情報伝達手段、個々に連絡する手段が
ずいぶん増えて、その人物に合わなくても近況を明確に伝えることのできる
ツールが利用されています。その分、面と向かってとか膝を付き合わせるみ
たいな、そういうコミュニケーションをとる場が少なくなっていることが指摘さ
れているようです。実際合わなくても、十分自分がいる場所で、友人や知人
取引先の方々と連絡を密に取り合って、相手が目の前にいなくても、だいた
いのことは把握できてしまいます。その分、時間の有効利用やリアルタイム
に情報を掴むことができたり、お互いの関係が深まったりできるので利用者
は着実に増えているようです。

  「最近は、常識がわからない営業が多いな。。」
 
鉄の世界で50年以上、生き字引のような弊社社長の嘆き節は、最近特に
増えています。サラリーマン、会社員の訓といえば、「報・連・相」。そして、人
間として当たり前の「挨拶をする」ということ。基本の基が、まるでなってない
若い人が多いのです。会う前には必ずアポイントをとる、あるいは仕事上で
必要になる連絡は必ず仕事が始まる前にきちんと連絡しておく。。

「そんな難しいこと、ひとつも言ってない。当たり前のことを指摘してるだけ」
 
 社長はひとつひとつ、弊社の社員に教えるように他社の社員に言い聞かせ
ます。他社の社員は、初めて知ったかのごとく驚き、そしてそこで初めて自分
の今までの愚行を反省します。弊社社長はため息をついて、上記の言葉を
吐きます。そんな社長でも、社会人になったときはひとつひとつ厳しく、先達
に教わったといいます。果たして、私たちが社会人になって、後輩に細やか
に指導する、しかも基本中の基本を伝えることができているかというと、甚だ
疑問です。

 先述のとおり、コミュニケーションツールはたくさん増えて、情報の伝達や
個人個人の結びつきの面では、昔に比べてはるかによくなっています。しか
し、互いに目を見て表情を見て、状況にあった接し方、話し方など、いざと
なったときにできる人々がいるのかというと、便利の弊害でしょうか、いない
ような気がします。コミュニケーションツールでお互いの事を理解したつもり
が、実際会ってみたり聞いてみたりすると、全然自分が思っていたことと違
うことも多いので、かなり戸惑うことがあります。「気持ち」はなかなか、コミュ
ニケーションツールでは伝わらない、やはり面と向かって話すことは大事だ
と思います。初めて気付かされることも多々あります。私はそれが常識で、
当たり前なことであっても、初めてその時に気づかされたことを恥じずに、謙
虚に自分の中に取り込んでいくようにしています。そして、必ず得意先には
顔を出して、得意先の意図を掴むようにしています。

「動かなければ、何も掴んだことにはならない」

そう、思うのです。

コミュニケーションツールを活用しながら、よりよいコミュニケーションがとれる
ような社会になればと思っています。