2014年10月18日土曜日

働くということ。

jr.です

秋もだんだんと深まってきました。姫路では10月に入ると各地区で秋祭りが行われます。一番有名なお祭りは、白浜地区の「灘のけんか祭り」。たくさんの人がこの時期、姫路に訪れます。実際はけんか祭りだけではなく、各地区で伝統的なお祭りが、この播磨地域には多くあります。興味のある方は、祭りのはしご見物も良いのではないかと思います。

 さて、市況ですがアベノミクス効果もあり、活況です。特に造船はリーマン以前の水準に戻りつつあるそうです。あとは建築分野。リーマンによる景気低迷で、更新の遅れた工場や物流倉庫の新規物件、厚生施設である老人ホームや病院といったものが、軒並み建設ラッシュです。建産機も、北米、ヨーロッパ向けが徐々に回復している模様で、上げ潮ムードになっているようです。しかし、中小零細にまで、その恩恵が伝わっているかというと、まだまだのようで、これだけ活況の中でも仕事量の格差は各会社であるようです。活況でも、加工賃の上昇は見込めず、材料費の高騰が下請けを圧迫させているところもあるようです。安倍首相は、「地域の隅々にまで行き届く景気回復」を目指しているようですが、企業側がかなり困難な努力をしない限り、行き届くことは難しいでしょう。
 
 活況に水を差しているのが、もう一つ。深刻な人材不足が、各分野で起こっています。働き盛りと言われた世代が、軒並み定年を迎えつつあります。技術系の従事者は、引退したら復帰を考えようと思う方は比較的少ないようで、頭の痛い問題です。弊社も例外ではなく、若いオペレータをひとりでも要請しないといけない段階に突入してきました。しかし現代の世代は、とかく欲がなく、働くことへの意欲が少ない世代が多いので、魅力ある条件とそれなりの報酬を準備しないと、良い人材は集まりにくいようです。特に、私たちのような零細企業には、若い有能な技術者が入ってくるほどの規模ではないので、募集は今年から動き出してはいますが、なかなか現状は厳しいと思っています。

 私はジャーナリストを目指し、今とは全く別の分野への就職活動を学生時代していました。が、夢をつかむ人はほんのひと握りです。希望とは全く真逆の製造業に入りましたが、どんな職業に就いたとしても、働くことはそう簡単ではありません。最初から重要な仕事を任せてくれる企業も、おそらくほとんどないでしょう。経験を積む前から、弱気になってしまったら、目指していたものを失うことにつながります。例え、希望する業種が全く別だったとしても、ひとつひとつが経験値を高めるものだと思うことが大事なことだと思います。私の場合も、確かに希望する業種とはちがいましたが、18年間ずっと働くことの難しさを、毎日のように今も思います。それが経験値となり、どんな分野にいったとしても、その経験が生かされるのです。就職される方は、貴重な経験のできる絶好の機会である職に就くということを常に意識して欲しいです。