2012年7月21日土曜日

製造業を取り巻く不安。

jr.です。猛暑です。体に気をつけましょう。

さて、今年も決算の時期になりました。この時期を迎えると、本当に1年間よく続いているなと、ここ最近は本当に思うようになりました。毎年毎年、深い谷底の上を綱渡りのようにして進む日々を送る我が社です。毎日毎日が本当に気を抜けない日々です。一年一年だんだんと、この会社を継続していく自覚が芽生えてきて、どんなに遅く寝ても、朝ほんとうに早く目があくという日々が最近ずっと続いています。
 
 私の不安は、製造業全体の不安です。近年、大手だけでなく中小でも、加工業者は海外にシフトしはじめており、その進み方は異常なまでの速さです。2,3年のスパンで移行していこうというような安易な考えはもはや古くて、今日にも明日にでも可能ならば海外で材料手配、加工をしてもらうというような進み方なのです。国内の製造業はいったいどうなってしまうのだろう。このままでいいのだろうかと、ずっと考えていると、夜も寝られません。今までなら、大企業だけの話で終わっていたでしょう。しかし、小さな零細企業にも、じわじわと影響が出てきている。まさに、時代はグローバルの渦にいるのです。
 
 私たちの鉄の業界は、今を基準にすると少し回復基調になる見通しになっているそうです。が、これは今を基準としているので、上がっていくような錯覚を起こしがちです。実際は通常よりもどんどんどんどん市場が狭まっています。つまり、現状維持からの景気脱却は、なかなか難しいという感じです。それでも前を向いていかないといけないと思います。拾える仕事は拾い、成長の可能性が数パーセントある原石を見つけ出して、磨いていく努力はしていかないと駄目でしょう。私はまだ、この業界には原石は転がっていると信じたいです。今までこの業種ができなかったことをできるようにする、新たな加工技術の模索をしていきたいと思います。切断技術をベースに、需要の高い加工技術を加えていくという新たな目標を、来季への目標としたいと思います。