2011年6月25日土曜日

安定的な仕事の模索。

 jr.です。

 まず市況。足元の仕事量は全体的に動きが低調です。仕事はあるけれども、プラスになる仕事はない現状です。分野別で活発なところはあるものの、全般的にはあまりよろしくないというのが実情でしょう。震災以降、価格の正常化に動いていたベクトルは、完全に向きを元に戻したような状態です。メーカーは、何とか状況を元に戻したくても、震災のバタバタや一部分の震災需要以外は動きが鈍いので、現状を打開するところまではいかないような気配です。上げ潮ムードは、完全に震災によって鎮静化してしまったようです。ただ、秋以降の仕事量、客先見積の状況を見るに数はそんなに少なくはない感じがあるので、鈍い動きの中で、ずるずると年末まで引っ張っていきそうな感じはあります。ただ、わっときて、わっとなくなる現状はかわらないので、安定的な仕事の模索をしていかないといけません。現状は仕事はあっても、なくなる時期が必ずやってくるので、なんとかしないといけないというのがあります。

 先日、今年で終わる予定の経営者講習に行ってきました。製造業として生き残るには、これからは相当困難な時代になりそうです。特に私たち鋼材加工業は、同業他社が乱立し、新たな枠組みを編成する時期に来ているのに、粘り強いというか、なんとか自分たちの会社だけでも残ろうとする動きばかりで、業界全体の浮揚を考えた前向きな動きが全くない現状です。2年前から、私自身はこの業界の先細りは目に見えているので、加工工程の枠組みを超えて、大規模な業界再編を訴えてきました。しかし、まったくといっていいほど、発展的な再編はされていません。私は、現状を打開すべく加工工程のジャンルを増やす方向にシフトしようと考えています。切断工程に加え、穴開け加工は現状やっているので、曲げ加工や開先加工を自社工程で増やそうと思っています。将来的には現状の大規模計画建築の鋼材加工だけではなく、小規模なものから住宅関係の鋼材加工までをフォローできるようにしたいです。「できることはすべて自社で」の方針で行きたいのです。そのためには優れた人材を入れていかなければならないので、来年からは新規社員の募集も年間を通じてしたいと思っています。個人でやることの限界を感じているので、従業員全体で会社の方向性を変えていけるようにしたいと考えています。


2011年6月9日木曜日

簡単にできる仕事なんてない。

 jr.です。

 先日は、弊社工場の機械を見にこられた会社に今度は逆に工場を見に行かせて頂きました。製缶、鋼板加工、条鋼加工工場、きっちり整理されており、敷地もうらやましいほどでした。前回弊社に来て頂いたときに、弊社のガス切断の製品に感心されていたので、製品サンプルを持っていきましたが、工場の皆さんにも高評価を頂き、改めて製品の力を感じました。同じ営業に行くにしても、自社製品を見て評価をしてもらうことができる会社は、営業してる冥利に尽きると思うし、気分的にもすっきりとします。逆に、そんな製品を見ても関心を持たずに素通りされて、価格等の話をされてしまうのは営業にいっているからしょうがないのかもしれませんが、少し悲しくなります。
 正直、どこにいっても恥ずかしくない製品を提供しています。それも、従業員の日々の研究と経験によって培われた技術で、どこよりも早くどこよりも正確な製品を製作しているのです。簡単にできる仕事なんてないのですから、見もしない、しもしないのに評価されることだけは悔しくて、涙をのむこともあるのです。たぶんそれはどの仕事もそうなのです。

2011年6月6日月曜日

古希。

jr.です。

社長が昨日で70歳。未だに現役で走り回っています。うちの会社はほぼ家族経営みたいなもので、営業も社長が裸一貫から現在まで、1人でこなしています。小さな会社ですが数十社の得意先や協力会社に支えられて、ここまで来ています。それもみんな社長の人徳と器のでかさ。未だ突っ走り続けるパワーははかりしれない。。ことも、最近はなくなってきましたかね?w
 後を継ぐ私にとってみれば、未だに社長におんぶにだっこ状態で、本当にはやく一人前になって、社長を楽にしてあげたいと思っていますが、当の本人の頭には未だにすたれていないコンピューターが疾風のごとく、めまぐるしく動いています。工場の作業員も事務員も、まだまだ社長のどなり声や鋭い指摘に戦々恐々。。うーん、こんな風になれるにはまだまだ修行が足りないですわ。
 
 生まれてから今まで、尊敬するのはずっと父親でした。自分たちを育てるために、また従業員の生活を守るために、父親は1人で目に見えないプレッシャーに打ち勝ち、70の今までまだその戦いに明け暮れています。趣味趣向もあり、未だ衰えない頭の回転の速さには本当に誰もかなわないです。しかし、年々体の老いは感じるようで、家にいるときはほぼ寝ていますw少し背中もまるくなりました。もっととげとげしかった若いころに比べて、少し丸くなったかな。。その姿をずっと近くで見続けている私が、社長=父親にしてあげられることは、だんだん少なくなってきています。今は早く一人前になって、安心してこの会社を譲ってもらうことしかないと思っています。未だに頭に残るのは、昨年入院したときの父の涙です。
一か月以上、会社をあけて私に託したとき、安心させてあげられなかったこと。。そのことが未だにずっと自分の心に傷を残しているのです。あー、なんで自分はもっとフォローできなかったのだろう、もう少しカバーできるほどの勉強をしてこなかったのだろう、と。
 
 今はほんとうに厳しい時代になりました。黙っていても仕事が取れる時代ではなくなりました。頑張っても頑張ってもなかなか成果の出ない時代になりました。もどかしさばかりの毎日を過ごしています。そんな中迎えた、社長の古希。本当に今、何をしなければならないかを考えなければなりません。社長とともに歩む時間はもうそんなに残されていないので、とにかく前を向いて、自分にできることを探し開拓することしかないと思います。もう少し、社長の力になれるように、とにかくもっと社長に絡んでいこうと思っています。